はじめてのApple Watch
2021-05-10T12:26:01+0900
2021年4月26日のiOS 14.5のリリースでApple Watchを使ってマスクを着けたままFace IDでロックを解除する機能が入ったため、これを目当てにApple Watchを初購入しました。
購入したApple Watchのモデル #
購入したApple Watchは、Series 6(GPS + Cellular)の40mm(小さい方)で、スペースグレイアルミニウムケースとNikeスポーツループにしました。
先日、予約したAirTagをApple Store渋谷に受け取りに行った際、ついでにApple Storeで本体とバンドの組み合わせを色々試させてもらいました。その結果、
- 本体は僕の細い手首だと44mmがデカいと感じた
- バンドはマジックテープやつが一番軽くて付け心地が良かった
という印象で、最終的には服にも合わせやすいNikeの白いバンドとスペースグレイの本体の組み合せにしました。
1週間ほど付けてみた感想 #
Apple Watchを付けはじめてから1週間が経過したので、そろそろ付けてみた感想を書いておきます。
健康データが面白い #
Apple Watchを付けてみてまず思ったのが、色々な健康に関するデータが可視化されるようになるのが面白いということです。特に睡眠時のデータは、Apple Watchを付ける以前と比べるとやはり精度が段違いです。
僕の脈拍は100前後でそもそも高いのですが、睡眠時は60〜80くらいにまで下がっていて結構落差があるも初めて分かりました。
心電図は、測定不能が結構出てしまうので、あんまり使えないという印象なのですが、みんなそうなのかちょっと気になるところです。
運動したくなった #
色々な健康データが見られるようになると、運動もしてみたくなってきました。
運動はかれこれ10年以上まともにしていなくて、いよいよ貯金も尽きて借金生活に突入してきたと感じていたので、このタイミングで運動を再開してみるのは悪くない選択な気がします。
とりあえず、ランニングシューズを買うところからスタートなので、運動を開始したらmattnさんをベンチマークとして頑張りたいと思います。
iPhoneのロック解除は快適 #
今回買った理由の機能なわけですが、マスクを付けた状態でiPhoneのロック解除ができるのは、やはりとても快適です。と言っても、そもそもコロナ禍以前であれば当たり前の機能だったので、元の状態に戻ったとも言えるのですが、それは言っても仕方ないところ。
今後も数年はマスク生活が続くと思いますし、マスクのお陰でインフルエンザなどの流行も防げているので、マスク文化自体は今後も根付いていくのではないかと思っています。
最初の1日は腕が疲れた #
実は腕時計なるものを付けたのは実質初めてで、購入前は付け続けられるかどうかかなり不安でした。
最初の1日はそれなりに腕が疲れて、寝て起きたときに左腕が少しだるかったです。ただ、2日目以降からは、そこまでだるさは感じられなくなり、1週間経った現在では、だいぶ時計を付けることに慣れてきたので、とりあえず今後も付け続けられそうです。
マジックテープバンドが楽で良い #
ナイロンのマジックテープバンドにしたのは、とても良い選択だと思いました。とにかく付け外しが楽です。
僕は家で炊事担当なので頻繁に水仕事をします。そのため、簡単に付け外しができるのはとてもポイントが高いです。逆に取るのが面倒だったら、付け続けるのに抵抗を感じていたかもしれません。
料理するときに手首に時計を付けるのは、いくら防水とは言え肉汁とか油とかが嫌なので、ぱっと取り外す、あるいは、ぐっと肘の方まで持ってきて料理する、というようにマジックテープだと気軽に動かせるのが良いです。
MacBookのロック解除もされるようになった #
機能の存在は知ってはいたのですが、すっかり意識から外れていたのがMacBookのロック解除機能でした。MacBookのロックを解除するときに、Apple Watchでロック解除する?と聞かれて思い出しました。
Touch ID解除も十分スピードが早いのですが、Touch IDが使えないクラムシェルモードのときにパスワードレスでロック解除できるようになったのは嬉しいです。
とは言え、本音はMacBookもFace IDに対応して欲しいと思っています。
Apple WatchのSuicaが便利 #
そういえば、Apple WatchでSuicaが使えたはずだと思って登録しました。SuicaはiPhoneでも利用しているので、どうするのかなと思ったら、どうやら2枚発行する形で別々のSuicaとして運用するみたいですね。
今年からマネーフォワード MEを使っているので、こちらはどうなるのかなと思ったのですが、ちゃんと2枚のSuicaカードのデータが収支に入ってきました(要するに、改札の入口と出口で別々のSuicaをタッチしてはいけないということですよね?)。
Apple WatchのSuicaは、実際に試してみるとポケットからスマホを取り出すよりも簡単にタッチできること、またiPhoneで時刻表や地図などを調べつつ、改札を通ることができるため、こちらも思ったより便利でした。
こうなると、やはり最終的にはICチップを身体に埋めこむ(5本の指にそれぞれ別のICチップを埋め込んで運用する)のがベストなのでは?と思うくらい、タッチのしやすさは重要だと認識しました。
追加購入したガジェット #
Apple WatchはバッテリーがiPhone程度(最大2日)しか持たないので、実質毎日充電する必要があります。Apple Watchの充電はライトニングかと思っていたら、どうやら専用の磁気充電ケーブルでした。
ガジェットの多い我が家で、新たな充電ケーブルが増えるのは混線を極めるため非常に好ましくなく、Apple Watch導入にともない充電体制も見直すことにして、追加で色々とガジェットを購入して環境を整え直しました。
Apple Watch用の据置き型充電スタンドは、あまり選択肢がなく値段が高い、あるいは安いけど本体付属の充電ケーブルを再利用するものになっていて、Apple Watchのみの充電スタンドを買うよりもiPhone本体の充電機能もあるスタンドの方が結果的に割安な印象を受けました。
そのため、iPhoneもMagSafe充電できるBelkinの3-in-1磁気ワイヤレス充電器を購入することにしました。iPhoneはサードパーティーのカード入れ付きのハードケースを使っていたのですが、MagSafe充電に対応すべく、Apple純正のケースとカードウォレットを購入して切り替えました。
純正ケースに切り替えたところ、これまで可能だった横置きができなくなってしまったので、色々と調べてMagSafeでくっつくスマホリングを導入して横置きも可能にすることにしました。
ただ、さすがにウォレットを付けた状態だとリングがしっかりとくっつきません。また、ウォレットを付けた状態だと、MagSafe充電ができないことが分かりました。頻繁にウォレットを取り外すと、うっかり付け忘れて外出してしまったときに困ってしまうので、何か忘れないための運用が必要です。
そこで、スマホリングは家にいるときしか使わず、カードは外出時しか必要ではないため、玄関の扉にカードウォレットとスマホリングを貼り付けて、出入りの際に切り替える運用にしてみました。
この運用が思ったよりも良くて、出かけるときに必ず隣にある鍵を取るため、カードを忘れて出かけてしまうこともなく、いまのところ問題なく運用できています。
まとめ #
Apple Watchを購入することで、結果としてこれまで使っていなかったMagSafe充電環境も整えることになったのですが、環境整備してみると、こちらも思ったより使い勝手が良く、ガジェットライフがより便利で洗練されたものになりました。
ますますAppleにロックインされたのは否めないのですが、便利なものは仕方ないので、そろそろAppleと心中する覚悟を決めて牢獄の中で生活してしまったほうが楽なのでは?という悪魔の囁きが聞こえてきました。
と言いつつ、Ryzenも気になるし、ガジェットも好きなので、色々と買って今後も楽しんでいこうと思っています。